自閉症

叱らない!絶対に成功するトイレトレーニングの方法とは

だんだん暖かくなってきて、トイレトレーニングを始めよう!という家庭も多いのではないでしょうか?

娘はすぐにできるようになってしまって、トレーニングをした記憶すらないのですが、息子は3シーズンまたいでトイレトレーニング成功となりました。

なぜ3シーズン目にしてあっさり成功したのか?
どんなトレーニングをしたのか?

わが家が実際に試して、「これは成功しないわけないでしょ」と確信したトイレトレーニング法をご紹介します。

※障害のある子でも、あっさり成功したトレーニング法ですが、障害の有無は関係ないです。

始める前に

この方法は、ちゃんとやれば絶対成功します。
成功しますが、親の覚悟というか、ブレない心だったり根性は必要かもしれません。

それでも数日頑張れば…という気持ちでブレずに臨めるのであれば、上手くいくはずです。

断乳をしたことがある方ならわかると思うんですが、断乳も親がブレたら親子ともにつらい思いをするだけで、結局断乳できないままになってしまいます。
それなら「初めからやらない」「お子さんやママのタイミングを待つ」方がいいと思うんです。

このトイレトレーニングは、まだ2歳になったばかりで月齢が低かったり、「周りもトレーニング始めたし、試しにやってみようかな?」とか、まだ全然焦っていないようなお子さんには向いていません。

もう少しタイミングを待てば、うちの娘のようにトレーニング無しでもスパッとできる子もいるので。

ただ、集団生活で「早くおむつを取りたい」事情があったり、もう年齢が3歳後半~4歳で「すぐになんとかしたい」と思っているならオススメします。

トイレトレーニングの心構え

このトレーニングではABAという手法がベースになっています。

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トレーニングで大切なのは

失敗を絶対に叱らないこと

叱らずにすむように、掃除用具はいつでも使えるところに出しておいてください。
漏らした→すぐに片づけて何もなかったかのようにw

それから、

おむつをさせないこと

おむつをすることで、どこで漏らされようと問題なくなるので親の気持ちがブレます。
油断してしまうということです。

数日で成功しますから、おむつはさせないでください。
失敗したら掃除する。
ただそれだけです。

漏れる感覚が嫌な子であれば、一度漏らしただけでその後、漏らさなくなったりします。(うちの娘がコレ)

あと、ママだけで頑張るのは大変なので、なるべく連休などを使ってパパとママ両方揃っているときにできるといいです。
どちらか一方だけが大変な思いをすると、成功してから間隔をあけるようになっても「このくらいいっかー」と油断して失敗させてしまう原因になります。

トイレトレーニングの流れ

定時排泄法という時間を決めてトイレに連れていくというやり方です。

  • 間隔を決めて定時でトイレに連れていく
  • 5分トイレに座らせる
  • 成功したら小さなおやつをあげる
  • 出なければトイレから解放する
  • また定時になったらトイレに座らせる
  • (チェックシートで簡単に記録する)

やることはこれだけです。

例:10分に1回、15分に1回、20分に1回、30分に1回

こんな感じで、まずは時間を決めます。
始めは短い間隔から始めて、だんだん長くしていきます。

わが家は4歳だったこともあり、20分に1回くらいだったと思います。
月齢が低いほど短い間隔でやった方がいいかもしれません。

実践編

ポイント:普段より1.5倍くらい多めに水分を取らせましょう

まずは、定時でトイレに座らせます。
出ても出なくてもいいので、5分座らせます。

5分も座れないよ!
と思った方。

トイレトレーニング中はあらゆるおもちゃをトイレに総動員させてください。
お子さんが安心する、楽しめる、喜ぶものならなんでもOKです。
うちの場合は、DVDプレーヤーだったりプラレールでしたね。

座って遊んでるだけでいいんです。
5分間座って何も出なかったら、トイレから解放します。
15分間隔であれば10分後、20分間隔であれば15分後にまた同じように座らせます。

ある程度、短い間隔で座らせていると、必ず成功するときがやってきます。

成功したら、すかさず大好きなお菓子をあげて褒めちぎっていきます。

※大好きなお菓子は本当に小さく、一口ですぐになくなる程度で大丈夫です。
小さなグミ1個とか、クッキーを割ったものなど。

色々やってから…では、「おしっこ出た→お菓子もらえた」と、つながらない可能性も出てくるので、すぐに強化するということを忘れないでください。

そうすると、子どもは「トイレ→おしっこする→お菓子もらえる」と学習して、成功率が上がっていきます。

※トイレ外で漏らしてしまった場合は、お菓子はあげません。
「叱らない」ということも忘れずに。
これが「飴と飴なし」ABAの基本です。

親がブレないことで、たとえ障害があってもすごくわかりやすい図式になるんですよね。
そこが大事なんです。

間隔を長くしていく方法

トイレが成功する度に強化子としてお菓子をあげる方法を紹介しました。

できるようになってきたのはいいけど、ずっとこんな間隔で連れていくの?
と思いますよね?

さすがにそれは大変ですし、現実的ではないので少しずつ間隔をあけて、強化子も減らしていきます。

できれば、手書きの簡単なものでいいので定時で排泄を促したときの可否を記録してください。
記録を見て1時間に1回でも成功するようになっていたら、間隔はあけていいと思います。

30分に1回、1時間に1回と少しずつ間隔を長めにとってみてください。

トイレトレーニング成功後も、しばらくは2時間毎くらいに定時排泄というリズムは作ってあげるといいです。
失敗させるよりも成功体験を増やしてあげたいですし、2時間に1回なら親もそんなに苦ではないはずです。

強化子の減らし方

強化子もだんだん減らしていきます。

定時排泄でトイレで排泄することに慣れたら、トークンを貯めていく方式に変えていきます。
トイレで成功したらここに「キラキラシールを貼ろうね」(キラキラシールである必要はないですw)と言って、ボードや紙にシールを貯めていきます。

3回に1回お菓子

5回に1回お菓子

失敗しなかったら1日に一回お菓子

こんな感じで、シールの溜まった数に対してお菓子をあげるようにしましょう。
少しずつ回数を増やして難易度を上げていきます。

障害が重い子の場合はしばらく本当に身に付くまで強化子を使うのもアリだと思います。
お子さんの状態に合わせて柔軟にやっていきましょう。

ゆくゆくは、「トイレに行ったら公園に行こう」とか「トイレに行ったら一緒にご飯作ろう」とかそういった自然な流れで強化していけたら良いと思います。

まとめ:わかりやすさが肝心

大人からすれば、トイレに行くのは自然なことで、漏らすのも嫌ですし、我慢するのも嫌です。

人間、回数をこなして習慣化したことに関しては苦を感じなくなるそうですが、それは大人の場合、何度もトイレに行くことで習慣化されたからですよね。

子どもの場合、そうではありません。
なんで急におむつからトイレに変えなきゃいけないのかわからないですし、トイレでするメリットもないのであれば、メンドクサイ以外の何でもないですよね。

この時点では「トイレでしてほしい」は大人にとってのメリットしかない、ということを理解しておいてください。

だから、まずは子どもにとってのメリットを明確にしていくことから始めましょう。

そして、数をこなし、習慣化していけば苦でもなくなり自分で行けるようにも成長していきます。

トイレトレーニングは心身の発達に問題のない子で4歳にもなれば、絶対できるようになります。
恥ずかしいとか、みんなに合わせなきゃという気持ちが自然と育ってくるからです。

そこまで待っていたって正直いいんですよ。
だって20歳になったら「2歳でおむつとれた」も「4歳までおむつしてた」も大して変わらないでしょ??

トイレトレーニングは親の都合なんです。
その親の都合でトレーニングしてでも、できるようになってほしいなら、メリットは明確に提示していきましょう。

以上、絶対成功するトイレトレーニングでした!

 

うちの息子は2歳の夏にトレーニング、3歳の夏にトレーニングしましたが、失敗…
4歳にして、この方法を知り無事あっさりと成功しました。

 

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お子さんの暴力・ぐずぐず・偏食・不登校などなど悩みがある方は一度手にとって損はないですよ^^

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うみ
シンプルに心のゆとりを目指す二児の母 「発達障害・自閉症児」の子育て記録