特性

感覚過敏な子、構造化には無印良品がおすすめ!

うちの息子、感覚過敏+化学繊維に弱いという特性があるんです。

いわゆる「タグ」は全面的にNGですし、肌触りがごわごわしたものもNG、そして化学繊維もNGです。

なのでね、ずっと無印良品にお世話になっています。

無印良品

 

色んな意味で低刺激!?なので、自閉っ子にはぴったりなブランドなんですよ。
そんな無印を自閉症児ママ目線でご紹介します。

無印良品の子ども服

※画像は無印良品公式HPよりお借りしました

肌触りが抜群にいい

オーガニック製品も多く、綿のものにしても化繊のものにしても、肌触りにとてもこだわって作られている印象です。

触り心地、着心地にこだわりのある自閉症のお子さんでも比較的受け入れやすい素材が多いのではないかと思います。

うちの息子に関して言えば、お洗濯を繰り返せば柔らかく肌になじんでくるような素材でも、着始めに着心地が悪いとまず着てくれません。

ズボンの裾が長かったり、七分丈なんかも中途半端な丈が気になって着てくれないので、長ズボンはスウェットのように裾がリブになっているもの、あとは半ズボンのどちらかしか穿きません。
それも裾のリブの締め付けがキツイとか、ゴワゴワした生地だと着てくれない。
今まで何度、洋服を無駄にしたことか…

化繊で肌が赤くなったり湿疹ができたりして着れなかったものもあります。

ですが、無印は着始めから「柔らかい」「肌当たりが良い」ので、無印で買ってきた服(息子は綿100%に限りますが)で着られなかった服はありません。

とにかく着心地や素材にこだわって作られているので、着ていてノンストレスらしく、最近は無印でほぼ落ち着いています。

タグは多め…でも全部取っちゃう

無印ってタグが異常に多いんですよ。
名前を書けるタグ、洗濯のタグ…
だいたい長めのものが2~3枚一緒についてる。
薄くてやわらかめのタグだけど、もちろん自閉息子は気になってしょうがないわけです。

なので、ここだけマイナスポイントですが、まぁ他のブランドであっても無印であっても全部切り取ってしまうので、ここは問題無しです。

ちなみにタグは切りやすいです。

視覚的にも低刺激

無印の商品というとTHE シンプル

シンプルということは、です。
視覚的に低刺激ということなんですよ。

自閉症児の場合、刺激が多いと、どういうことが起こりやすいか…をちょっと見ていきますね。

統一することの重要性

着るとき、片付けるとき、選ぶとき…
見ているだけで疲れてしまう、刺激が多すぎるお子さんもいると思います。

洋服で言えば、シンプルな中にワンポイント、前後のマークを付けてあげるだけで前後がわかりやすくなるお子さんもいます。
字がいっぱい書いてあったり、色んな柄だったり、毎回服が違って、毎回どこに注目したらいいのかわからない。
気が散るし、なんだか疲れる。
そんな中で前後、裏表の判断をしなければいけない。

ものの場合も、片付けようと思っても、刺激がたくさん入ってきて、どこに何を入れるのかわからなければ、どこに何を片付けるのかの判別がしづらい。
また、配置が統一していないこと、きっちり片付けられないことがストレスになるお子さんもいます。

自閉症のお子さんだと、こういう状況になりかねないわけです。

刺激を極力少なく、統一させること=どこに注目すればいいのかわかりやすいんです。
「必要な情報がわかりやすいこと」が「自分でできる=自立」につながるんです。

こだわりを招きやすい

服でもものでもそうですが、

  • キャラクターもの
  • 特定の色・柄

というのが、「こだわり」になってしまうお子さんもいます。

例えば、

  • おもちゃをいつもアンパンマンのボックスに片付けをしている
  • ミッキーが好きでいつもミッキーのパジャマを着て寝る

こんな場合、お子さんは特定のキャラクターに注目していることが多いので、「片付け=アンパンマン」「ミッキーのパジャマ=寝る」のようにこのまま定着してしまうことがあります。

こだわりの強い子だと、後々この「こだわり」を崩していくのが大変なんです。
ミッキーのパジャマじゃないと寝られないんじゃないか…と不安材料になってしまうことすらあるので、なるべくインパクトの低いものを使うようにして、「こだわりポイント」にしないという先手を打っておくといいです。

構造化しやすい

構造化についてはこちらをどうぞ。

自閉症児に構造化!TEACCHの7原則と家庭内療育での活かし方

簡単にいうと、「何を、どこで、どのくらいの時間、どうやって」など必要な情報を整理しておくことです。
駅構内なんかは誰にとってもわかりやすいように「構造化」されています。
視覚情報も使いながら、自閉症のお子さんの場合は、伝わるように提示することも大切です。

ラベリングとも好相性

無印はTHE シンプル。
シンプル無地の中に、必要な情報をひとつだけ配置します。
それが一番わかりやすいです。

療育施設や幼稚園なんかで、見たことがある方も多いと思いますが、おもちゃのお片づけのボックスにラミネートされた写真が貼ってあったり、文字がシールで貼られたりしていますよね。

それがいわゆる「ラベリング」です。
子どもでも、わかりやすいように、ラベルをつけていきます。

おもちゃ箱なら上記の感じでいいですが、「情報は少なく」が鉄則です。
おもちゃの箱にあれもこれも入れてほしいからといって、おもちゃのラミネートをいっぱい張り付けるようなことをするのは避けましょう。

洋服なら無地の洋服の前側にワンポイントを付けます。
そうすることで、いつもそのワンポイントだけに注目すれば良いので、それを見て前後の区別が自分でできたり、ゆくゆくは裏表を理解できるようになります。

きっちり配置できる作りになっている

※無印良品公式HPよりお借りしました

無印の商品は規格を細かく、誰でも上手く配置できるように設計されているので、家具にしてもボックスにしても非常に配置がしやすいです。

うちの息子なんかは、ものの場所を決めていないとどこにしまえばいいのかわからず、片付けができないことが多いです。
これは成人のADHDの方にも多くて、

  • 必要なもの以外を処分する
  • 「もの」の片付ける場所をきっちり決める
  • ラベリングする

たったこれだけで、片付けられるようになる方も多いですよ。

子どもだと、基本的にこのやり方がベストなので、散らかってしまって家が片付かない、子どもが自分で片付けられない…なんて場合は、「全てしまう」「ラベリング」でもののお家をつくることをおすすめします。

話を戻しますが、ボックスでもなんでもきっちり配置できるので、細かく分類したい場合にも、無印の更に小さなボックスや仕切りを使うと分類がしやすいです。

そうすると、ラベリングがしやすくなります。

きっちり配置して、「全てしまう」ことができると、視覚的な刺激が少なくなりますよね。

必要以上の刺激が無ければ、気になって触ってしまうことも、探し物をするのにおもちゃ箱を全部ひっくり返すことも、視覚的に疲れてしまうこともなくなって自閉症のお子さんもパパ・ママも過ごしやすくなるんです。

学習や家庭療育にも集中しやすい環境になりますよ。

まとめ

書き始めたら、無印から随分話が膨らんで自分でもびっくりしてますが、必要な刺激と必要ない刺激を見極めるのが大切なんですよ。

正直、キャラクターものの刺激はYouTubeとかで満たせば十分だと思っていて、普段着るもの、使うものにはキャラクターは無しにしてます。

自閉症児はすごく刺激の少ない生活をしていることが多いとも言われますが、だからと言って余計な刺激は必要無くて、その分知的好奇心を満たしてあげられる子どもにとって「必要な刺激を、必要なときに、適切な場所で」きちんと集中・注目できるように環境を整えてあげるのが周りの大人の役目だと思っています。

安定した生活環境があれば、子どもたちだって成長したいし、自立したいと願っています。

その後押しをできるようなサポートしていきたいですね。

ABOUT ME
うみ
シンプルに心のゆとりを目指す二児の母 「発達障害・自閉症児」の子育て記録