自閉症

自閉症児の食事療法GFCFって効果あるの?みっちり3年やってみた結果を公開するよ

自閉症と診断を受けて、色々調べるうちに「GFCF」という言葉にたどり着く人は多いと思います。

わたしも、GFCFを知るまでにそんなに時間はかかりませんでした。

ただ、当時は今ほど情報もなく、食事療法やサプリメント処方なんかを管理してくれるような病院はほとんどありませんでした。

そんな中で、わずかな情報を頼りに始めたGFCF。

手探りながら、割ときっちり、そして3年みっちりやってきたので、その結果と効果を検証します。

そもそもGFCFってなに?

GFCFは「グルテンフリー・カゼインフリー」の略称です。

  • グルテン(小麦に含まれるたんぱく質)
  • カゼイン(乳に含まれるたんぱく質)

この2つのたんぱく質を除去する(フリー)食事療法。

GFCFダイエットとも言われます。

 

GFCFを行う場合は、グルテン・カゼインを一切摂取しないようにするわけですが、そもそもなんで除去するのか。

そこが疑問ですよね?

一般的に言われていることを、なるべくわかりやすく書いていきますね。

 

グルテンとカゼインというたんぱく質を自閉症の子が摂取すると、普通の子が消化するように正しく消化されず未消化のままになってしまうと言われています。

また、自閉症の子はなんらかの胃腸トラブルを抱えていることが多いと言われているのですが、グルテンやカゼインの未消化たんぱく質が腸を荒らし、炎症を起こすためと考えられています。

→この状態がリーキーガット症候群

そんな腸から未消化のグルテンやカゼインが吸収されると脳関門(脳の中へ悪いものが入らないようにしている弁のようなところ)を突破してしまいます。

グルテン・カゼインのアミノ酸配列がモルヒネと似ていて、同じような作用をするため、自閉症の症状を起こすのだそうです。

 

グルテンカゼインの摂取を続けると未消化のたんぱく質が腸を荒らし、悪玉菌が増えさらに腸の状態は悪くなる。

そしてどんどん脳内に蓄積されていく。

こんな図になっているわけです。

腸が荒れてしまうと、遅延型アレルギーが出てしまったりもするので、GFCFと調べると「腸について」とか「内視鏡検査」とかが一緒に出てきたりするんですよね。

だから、グルテンカゼインは除去しましょう、ってな話です。

GFCFって大変なの?

はっきり言わせてください。
これはもう、めちゃくちゃ大変です。

慣れれば、たいしたことない。

えぇ、たいしたことない。。と言いたいところですが、やっぱりかなりの時間とお金は費やしました。

当時はサプリもやっていましたのでね。

もちろん療育もです。

 

小麦・乳抜き

言葉では簡単なんですが、かなり徹底してやるので細かく見ていくと食べれるものなんてナチュラルなものしかないんですよ。

肉、野菜、卵。こんな感じ。

魚は避けてましたね。だって水銀がどうとか…言うんですもん。

 

加工品、パックになってるものなんて基本不可です。

醤油も小麦入っているものはNGなので、醤油で味付けされたものは何一つ買えません。

なので、調味料系も、ふりかけとかもアレルギーの子専用のものを使っていました。

 

そんな感じなので3色みっちり食事をつくるスタイルです。

しかも材料は超絶限られています。

息子は大人しく待っていてくれるわけでもなければ、ご機嫌でなんでも食べてくれるわけでもありません。

 

そろそろお気付きかと思いますが、かなりの無理ゲーなわけです。

 

当時のご飯&便日記を見ると、朝から

  • 納豆ご飯
  • 野菜入りオムレツ
  • スープ

みたいなメニューとか、

  • 鮭のおにぎり
  • 卵焼き
  • けんちん汁

なんて、つくってたみたいです。

 

なんか記憶ないなーきっと大変過ぎて記憶飛んだんだろうなw

 

料理の時間がとにかくかかるんですよね。

お手軽なルーとか、ちょっとした加工品、冷凍食品、麺類なんかがほぼほぼ使えないので全く手抜きができません。

 

おやつもそんな感じです。

手作りか、アレルギーっ子のおやつ。

 

当時は息子まだ小さかったのですが、保育園ではどうしてたのかというと、始めは給食対応してくれていました。

これは、かなりラッキーな例です。すっごい稀です。

それも、ちゃんとアレルギー診断を書いてくれる医師を探してそれでなんとかこぎ着けた感じです。

まぁ、長くは続きませんでした。

保育園が給食を外注することになり、それからはずっとお弁当持参。

毎朝、仕事前に上に書いたようなメニューの朝ごはんと給食の代替で、メニューに沿って同じものを作って持たせていました。

それでも、周りで同じように奮闘するママの中にはお弁当持参すら認めてもらえず「続けられない」と嘆いている方もいましたので、わが家は良かった方に入るのかもしれません。

肝心なGFCFの効果

はい、効果はいまいちよくわからないに至りました。

多少は効果あったのかもしれませんが…

そんなレベルです。

 

当時は、「言葉が増えた」とか「行動が落ち着いた」と舞い上がっていました。

でもね、長く続けてるとだんだん色々見えてくるんです。

 

「これは本当に食事療法の効果なのか?」

療育だったり、普段の関わりの方が大きいでしょ?って。

 

他のママも同じように効果があると言っていましたし、実際サプリやら療育やらも含めてリカバリーまで行ってしまった子もいます。

でも、みなさん総じて「意識高い系」

だから、療育もかなり熱心なんですよ。

じゃぁどっちの効果がすごかったの?って。

たぶんよくわからないと思うんですよね。

それでも、劇的に良くなった子もいるみたいなので、全く効果なし!と否定はしません。

が、少なくとも3年かなり徹底してやってきたわが家は効果があった!劇的に症状が改善した!と自慢したいようなレベルには至りませんでした。

まとめ 結局のところGFCFやった方がいいの?

やらずの後悔になるなら、試すこと自体は良いと思います。

ただ、GFCF始めるともれなくバイオメディカル治療に足を踏み入れることになります。

そうなると、今まで書いてきたように相当な覚悟は必要です。

まず周りに賛同してくれる人っていないので、多方面からの小言はもちろん、夫とも意見が分かれて協力してもらえなかったり、保育園幼稚園での非対応問題もあります。

それに耐えながら、時間とお金をどこまでかけられるか。

 

並行して療育とサプリと検査(実費なので超高い)などしていくので、結構みなさん時間もお金も使ってます。

 

それに対して、相当な効果を実感できる人は一握り(←色々見聞きした上での主観ですが)

 

時間がかなりかかるのですが、時間ってお金よりはるかに大切だと思うんですよ。

お子さんの幼児期って本当に短い間だし、療育も時間はたくさん取ってあげた方がいいです。

 

そこを天秤にかけた時にどう思いますか?

 

お子さんとの貴重な時間を相当使って、お金も使って、痛い検査させて、お友だちが食べてるものも食べれなくて。

わたしは、時間を戻せるなら療育や一緒に過ごす時間をもっと増やします

サプリを処方してくれる病院なんてすごく遠かったので仕事も保育園も休んで行ってましたしね。

 

今思えば「食事を気を付ける」その程度でいいと思うんです。

なるべく悪いものを体内に入れない。

ストレスの方が絶対体に悪いし。

 

これを読んでいる人で、もしどうしてもこうした代替療法とかバイオメディカル治療をやってみたいと思うなら、日本であれこれ検査したりするより、まず渡米した方が時間もお金も無駄にしません。(まずウン百万はかかりますけど)

これはググってくださいね。

 

念のため、言っておきますが、わたしはおすすめしません

お金が湧いて出てくるような家庭なら、試してみる価値はあるかも。

でも、わが家のような一般家庭であれば、そこにかけるお金と時間に対するコスパを考えると、今やるべきことは違うんじゃないか?って思うんですよね。

 

というわけで、わたしは効果はあんまりわかんなかったけど、藁にもすがる思いで時間もお金もものすごーくかかるのを承知の上、やってみる覚悟があるのなら、まずは渡米した方がいいよ!ってお話でした。

 

ここまでやってきたからこその療育推し

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うみ
シンプルに心のゆとりを目指す二児の母 「発達障害・自閉症児」の子育て記録