自閉症かも?と思ったら…まず、やるべき3つのこと

  • なんだか目を合わせてくれないな 言葉がなかなか出てこない
  • うちの子、落ち着きがないみたい
  • ひとりで遊んでばかりでお友だちと上手く遊べない

これってもしかして発達障害なのかな?自閉症なのかな?

 

とても不安な中でこのページにたどり着いた方もいるかもしれません。

わたしも息子が1歳半~3歳くらいまででしょうか。

来る日も来る日も息子が自閉症なんじゃないか?と気になってネットで調べていました。

 

今思うと精神的にはこの時期が一番つらかったように思います。

そんなパパ・ママが「うちの子、自閉症かも?」と思ったら、まずやるべき3つのことをまとめていきます。

自閉症かも?と思ったら、まずやるべき3つのこと

  1. 診断のための病院探し
  2. 地域の療育センター/民間療育機関へのコンタクトをとる
  3. 自閉症について正しい知識を学ぶこと

まず、始めるべきことはこの3つ。
「なんだ、こんなことか~。」と思いましたか??

それとも、まだ自閉症って決まったわけじゃないし…様子をみたいなんて思いましたか?

この3つ、経験からすると情報が多すぎて割と遠回りしてしまいがちな部分なので、しっかりポイントを押さえて動いていきたいところなんです。

自閉症かどうかわからない場合でも、この3つは始めていった方がいいです。

 

もし、違ったとしても無駄にはなりません。

でも、もしお子さんが自閉症で、今動かなかったら、きっと後々後悔すると思います。

 

なるべくわかりやすく、解説していきますね。

 

関連記事>>診断名は自閉症?アスペルガー?ADHD?発達障害?わかりにくい特性と違いを解説

言葉が気になるときは>>言葉の遅れ・言葉が出ない原因と言葉の発達の土台とは?

 

診断のための病院探し

まずは専門の医師に診察をしてもらえるように動いていきましょう。

そうすることで、パパやママの心がすーっと楽になる可能性が高いです。

たとえ診断されてもされなくても。

自閉症の場合、見た目はいたって普通なので診断前に自分の育て方がいけないんだと自分を責めてしまう親御さんも多いです。

自閉症は障害であって、決して育て方で起こるものではありません。

生まれ持った脳の障害なので診断してもらうことで楽になる方もいると思います。

また仮に自閉症でなければ安心できますし、家庭でできる療育法などを参考に関わり方を変えていくだけでも十分効果があります。 

診断を受けることで、経験豊富な医師であれば発達検査をすると共に、お子さんの特性(どんな個性を持っているのかということ)を見てどんな関わりが有効かということを伝えてくれます。

また、こちらの悩みも聞き入れながら不安を取り除くために共に考えてくれるので頼っていきましょう。

人一倍大変な育児の中で、悩みを聞いてもらえる、伴走者がいてくれることは大きな助けになるはずです。

もうひとつ、大事なこととして診断してもらうことによって療育機関にかかるための「受給者証」だったり、その程度によって補助や税金の控除などが受けられる「療育手帳」の発行ができます。

ただし、自治体によって異なりますので詳しい発行方法や必要な過程等は自治体にお問合せ下さいね。

障害は早期受診・早期発見がとっても大切ではあるのですが、病院選びで気を付けてもらいたいことがあるんです。

 

それは

受診する病院=医師をしっかり選別すること

 

「どの先生に診てもらうのか」ということが一番重要です。

初めて診てもらう先生によって前に進めるかどうかがかかっています。

初診で「障害だから治りません」「じゃぁ、お薬使って落ち着かせましょう」

なんて言う医師は最悪です。

でもこんな医師が世の中にはたーくさんいるんですよ。
注:投薬自体を否定はしません。ですが、まず第一選択に投薬を持ってくる医師は疑うべきと思っています。

 

では、どうやって選別するのか?

わたし的選別方法を公開します。
クレームは受け付けませんのでご了承ください

 

  • 著書やプロフィールがあり、その先生がどんな方針なのか知ることができる
  • 安易に投薬を勧めていない
  • 発達検査を受けることができる
  • 診察時間が短すぎない(初診30分は欲しいです)
  • できれば、病院で療育を行っている

 

こんなところでしょうか。

数ヶ月待ちなんてのも当たり前の世界なので、数ヶ月待って「アレ??」ってなる展開では困りますよね。

 

 

わたしの病院/医師選別方法

著書やプロフィールがあり、その先生がどんな方針なのか知ることができる

あくまでもわたし基準ですが、先生がどんな人か知っておいた方がいいのは上にも書いたとおりです。

 

安易に投薬を勧めていない

投薬についても、もう生活がどうにもならない状況であればアリだと思います。

でもそんな時に必要なのはお子さんじゃなく、親御さんの方だったりするんですよね。

そうなる前にできるだけ早く、相談者を見つけておいてください。(自分の両親はもちろん、保健師さんでも)

 

発達検査を受けることができる

発達検査を受けることで発達の凸凹具合がわかりますし、それに基づいて的確な診断をしてもらえたり、その検査結果を持って療育へと動いていくことにつながります。

苦手なこと、得意なことがわかることで、普段の関わりに活かすこともできますよ。

 

診察時間が短すぎない

診察時間が短すぎないというのは、最低30分はないと普通に考えてとても伝えきれないからです。

今までの発達の話から何からとにかくあらゆることを話しておくことが正しい診断のための材料となるので、ここは事前にまとめておきましょう。

書面で月齢ごとの首すわりや一人歩きなどの身体的な機能面・言葉や指差しなど精神的な機能面をまとめておくといいです。

ちゃんと診断をしてくれる医師ならばきちんと話を聞いてくれるはずです。

 

病院で療育を行っている

これは、できれば…の話ですが、病院で療育を行っていること。

病院で療育を行っているところだと、診断後の療育にかけてスムーズに進むことが多いですね。

 

病院受診がデメリットにならないためには、病院/医師選びがとっても大事ということがなんとなくわかってもらえたでしょうか。

 

地域の療育センター/民間療育機関へのコンタクトをとる

freestocks-photos / Pixabay

 

では、次に療育機関とつながることを考えていきましょう。

療育機関は主に3ヶ所にわかれていると思ってください。

  • 病院内の療育
  • 自治体の保健センター・福祉センター内の療育
  • 民間企業が経営する療育

 

この3つのうち、病院内にある場合は医師との連携が可能になってきますので診察を受けてから療育に進むのは比較的スムーズです。

注意すべきなのは、自治体の療育機関。

ここは地元の病院受診後や、検診で発達の遅れを指摘されていてもスムーズにつながっていかない場合があります。

わたしの場合も、市の検診で発達の遅れを指摘されたにも関わらず療育施設は紹介してもらえず様子見としか言われなかったため、自分で調べて市の療育機関に直接コンタクトを取りました。

市役所などでもよくありますが、同じ市の施設でも横のつながりが無い場合も多々…

保育園や小学校と年齢が上がるにつれ余計に感じることでもあり、常に頭入れています。

そんなわけで自分で動いていかないと情報はやってきませーん。

特に療育手帳を取得しても、何が補助になるのかなど自分で調べて手続きをしないと一切、補助は受けられませんので必要であれば動いていきましょう。

 

ちなみに自治体によって取り入れている療育手法も様々で、個別でABAのようなところや言語療法、作業療法ができるところ

集団でSST(ソーシャルスキルトレーニング:社会に適応するために必要な能力の訓練)をしてくれるところなど。

ABAについてはこちら>>自閉症療育といえばABA(応用行動分析)その基本と私がABAを選んだ理由

 

民間はさらに多くの種類があります。

受給者証を使って安価に利用できるサービスから、完全に自費のセラピーまで。

最近ではデイサービスへの参入規制が緩いことや需要の高さもあってどんどん新しい事業所が増えています。

 

色んな手法に魅力はありますが、2ヶ所くらいに絞っておくと親子ともに楽です。

送り迎えはもちろん、お子さんが慣れるのかどうかだったり、事業所内での人員変更もとても多い業界なんですよね。

また、利用には個別支援計画をつくらなければいけなかったり、面談、毎月のスケジュールの調整、イベント…などなど考えていくと数ヶ所、利用するのはなかなかハードなものです。

あっちへこっちへ変化がありすぎるとお子さんも疲れてしまうので、「ココ!」というところに絞って継続していくと療育もブレず、その分伸びは早いと思います。

 

ただ、民間事業所は人気のところだと待機待ちも多くあります。

本当にタイミングなところもあるので、悩んでる時間があったら診断が確定していなくとも事業所に直接相談してみるといいですよ。

枠を確保して受給者証発行まで待ってくれるようなところもありますし、利用までの手順ですら役所で聞くより丁寧に教えてくれたりします。

相談できる人にどんどん相談して、療育に関しては早め早めの行動でいきましょう。

 

はっきり言って自閉症かどうかわからなくて療育を受けるか迷う必要はないです。

障害児の療育は全ての子どもたちにとって良いものですし、よりわかりやすく丁寧な子育て=療育ですから。

 

診断もなく療育を受けるデメリットといえば両親が周りの目を気にしてしまうこと。

ただそれだけ。

しかも、それも20年もしたら療育に通ってたことなんて誰もなんとも思いません。

話題にすら出ないかも??

その子が成長して一般的な大人になれば、「小さい頃は心配したよ~」で済む話で、障害を持って成長しても「あの頃、療育通って良かったね」で終わってしまう話。

何か発達の遅れを感じるなら、何かが違うと思うなら(母親の勘は高確率で当たりますよ)

今、動かないのはでしかないです。

 

動きながら考えましょう。
ともに伴走してくれる相談先だけしっかり確保しておけば自然と受容もできてきますよ。

 

自閉症について正しい知識を学ぶこと

Khamkhor / Pixabay

「自閉症」と調べるとすごーくたくさんの情報が手に入るようになりましたね。

スマホも普及して色んな療育施設も増えて。

自閉症について書いているサイトやブログも本当に増えました。

 

検索してみるととにかく情報量が多すぎてどれが信頼できて、どれが本物の情報なのか…

診断されてすぐ…だったり、自閉症かも??くらいの時には判断が難しいですよね。

 

わたし自身も調べては試し、調べては試し…

かなりの時間を費やしました。

ネット上でも書店であってもその情報が正しいものかどうかはわからない。

 

何が正しいのかわからないですし、わたしがこうして書くことも100%正しいと思っていませんが、ここまでたくさんのことを試してきて気付いたことをまとめていきます。

 

自閉症といっても結局はそれぞれ違う

自閉症というと、視覚優位で算数が得意とか他者と関わりを持たずひたすら同じことをし続けるとか、物を並べたりジャンプばかりしてるとか…

 

そんなことが書かれていることが多いですが、これはあくまでもそういう傾向が割と多いくらいの感じで捉えてもらった方がいいかもしれません。

 

一人一人、特性は全然違うので好むものも感覚の違いも他社との関わり方も全然違います。

ある程度の判断の目安にはなりますが、うちの息子は実際上記のようなことはあんまり当てはまらなくて診断自体は遅れました。

でもほぼほぼそうなんじゃないか?とわたしが思ってたこともあり、療育に通いつつ的確な診断ができる病院(医師)を探していたんですよね。

 

ちなみに息子を診断してくれた医師のお話でストンと腑に落ちて受容につながっていきました。

当時の先生のお話がこちら↓

「この子ね、聴覚優位だから。
よく本とかに書いてあるのは視覚優位の子の特性が多いからこの子はあんまり出てないんだよ。
人が好きなタイプだから目も合わせてくれることがあるし。
でもね、コミュニケーションが難しいのは間違いない。
自閉の特性は持っているよ。」

なるほど~って思いましたね。当時。

その後、ジャンプをしないのも「横揺れ派」が発覚して納得。

縦揺れ派と横揺れ派がいるんですってw

縦揺れが好きな子はトランポリンとか大ヒット!ジャンプ多し。

うちみたいな横揺れ派はハンモックとかブランコなんか結構ヒットします。

こういう見方ができてくると理解が深まって、育てていて面白いんですよね。

 

自閉症のくくりだとスペクトラム(連続体)というくらいだからかなり大まかなくくりに入ることになります。

だからこそ、診断ではなくって目の前のお子さんを見ましょう。

それから色んな方に見立てをしてもらうと自分の中でストンと腑に落ちる言葉をもらえるかもしれません。

お子さんをよく知ることで、どう関わるといいのか。

それがわかるようになっていくと思いますよ。

 

代替療法には要注意

自閉症について調べると、まぁ色々と代替医療・代替療法が出てきます。

有名どころで言えば、食事療法やサプリなどのバイオメディカル治療でしょうか。

わたしも食事療法やらサプリやら試しました。

食事なんて確かに便が固まったことがなかったから、余計に「この子には必要」と思って。

当時はサプリの処方なんかもしてくれる病院は少ないし、食事療法するにあたりサポートしてくれる医師なんてほとんどいませんでした。

 

それでも、

  • 今のうちにやっておけば良くなるかも
  • 徹底すれば効果が出るはず
  • 自閉症の症状なんて千差万別
  • 何が当たるかわからないから色々やってみよう

そう思って、そんなことを続けてついには渡米までしたわけです。

当時、片道2時間かけて療育に通っていたりもして、ここの数年でウン百万使いましたよね~w

 

今となれば笑い話ですけど、当時は本当切実で…

時間も無いし、お金もどんどん無くなるし。

で、結局どうだったのか??

 

効果はよくわかりません。

 

そう、そんなもんなんです。

でも代替療法も「やらない方がいいよ!!」と大きな声では言えません。

エビデンス的に妥当性のある論文などもほぼないと言われていますが、実際それで劇的に良くなった子たちを間近で見たのも事実。

 

やってみないとわからないことってやっぱりあるし、やらないで後悔するよりも、まずやってみたら失敗しても納得できる。

わたしも後者だったんですよね。

もし代替療法に一切手を出さずにここまで来ていたら、「あの時やっていたら今の息子はきっと違ったのかも」と後悔していたかもしれません。

 

ただ、効果が明らかにわかるような子は本当に一握りでは?と思っています。

これは完全に主観で根拠はないです。

たくさん話を見聞きした中での感覚ですのでご了承ください。

 

その一握りになるために結構みなさん、ウン百万使っています
周りがやってると歯止めが利かなくなることも多々

そこまでしたいかどうか、一握りに入れる確率もかなり低い中で試して自分が納得できるのか。

よく考える必要があると思います。

 

関連記事>>自閉症児の食事療法GFCFって効果あるの?みっちり3年やってみた結果を公開するよ

 

自閉症に効果があるのは?

というわけで、費用対効果を考えると、わたしの個人的な意見としては

「療育」それも子が通うだけじゃなくてペアレントトレーニング

に、時間とお金を使うのがいいんじゃないかなと。やっぱり。

療育に関してはやっていることと本人の発語や行動がつながっていくことも多く、かなり効果を感じることができました。
今でも療育に通っており、常々そう感じずにはいられません。

子ども自身の療育を専門家にお願いするのはもちろん、親も正しい知識と子どもとポジティブに向き合うために考え方を変えていくこと。

 

子どもだって一人の独立した人間でその存在を否定されたら伸びるものも伸びなくなっちゃいます。

言葉が通じなくとも、何を考えてるのかわからなくても…

  • 相手を知ろうとする
  • 相手の立場に立ってみる
  • 真摯に向き合う

そのために親も成長していく必要があるな~といつも感じていました。

こちらはオススメ↓
LITALICOのペアレントトレーニング

 

お子さんにとって一番良い方法、親子ともに楽しく過ごせるように必要な時に必要な知識を付けていきたいですね。 子どもと一緒に成長していきましょう。

わたし、おすすめの療育法>>家庭でできる!おすすめ療育まとめ